公開 2020年5月23日
☆更新 2020年6月1日
ユーザーさま 「フェイシャルエステとは、お顔のマッサージのことでしょ? 興味はあるけど、実際に何をやってくれるのかよくわからない!」
「わかりました。 わかりやすく解説いたしましょう!」 megumi
女性の80%以上が興味のあるフェイシャルエステ。
今回は、元エステサロンオーナーの管理人が、かねてより皆様にリクエストのあったフェイシャルエステ編の第一弾として、フェイシャルエステとは何か?から解説いたします。
この記事を読めば、知られざるフェイシャルエステの全容があらためてわかりますよ。
明日から貴女様のフェイシャルエステの概念が変わること間違いなしです!
目次
フェイシャルエステとは?わかりやすく解説
フェイシャルエステとは、顔を中心としたエステティックトリートメントの事です。
別名「美顔エステ」とも呼ばれ、主に以下のような肌悩みに応じたケアの事を指します。
- 肌のハリ、ツヤ
- 肌のくすみ解消
- シミ対策
- ニキビ
- 毛穴の詰まり、開き
- 小顔
- たるみ・ほうれい線
- シワ(年齢サイン)、目元ケア
- 美白
受けてみたいと考える女性は80%以上
いわずともがな、お顔とは女性にとって命と同等、いえそれ以上に大事なものです。
なぜなら、お顔は一番に人目に付く部位であり、
顔の印象=その人の印象
となるからです。
さて、ここで突然皆様に質問です。
megumi
ユーザーさま1
ユーザーさま2
以下は女性555名に聞いた、フェイシャルエステについてのアンケート結果です。↓
Q.フェイシャルエステトリートメントを受けてみたいと思いますか?
(引用;https://www.j-esthe.com/facial/guide/191102.html ジェイエステティック)
(※20~60代の女性555名に聴取したアンケート結果です。)
アンケート結果をざっとまとめますと、次のようになりました。
回答内容 | 割合% |
---|---|
受けてみたい | 19% |
条件次第では受けてみたい (時間・金銭面など) |
23% |
受けてみたい しかし、現実的に考えられない (時間・金銭面など) |
22% |
過去に受けたことあり | 7% |
受けたことがない 受けてみたいかわからない |
16% |
受けてみたいと思ったことなし | 13% |
何と「受けてみたいと思った事ない」と明確に回答した方は、僅か13%のみです。
もちろん、「受けたことがない」方は、判断のしようがありませんよね。
しかし、全く興味がないなら「受けたいと思わない」と回答されるはずです。
つまり、フェイシャルエステは女性のほぼ90%近い方が「受けてみたい」施術なのです。
日本の美顔エステの原点は米国人皮膚科医だった
ユーザーさま
megumi
なぜかフェイシャルエステは、お体よりもその効果に半信半疑な方が少なくありませんね。
では、ここで皆様に改めておうかがいします。
例えば皆様は、
「激しい湿疹が止まらない、じんましんが出た、かぶれてきた」
このような場合はどのように対処されますでしょうか。
ユーザーさま
megumi
何を隠そう、現在の日本のフェイシャルエステの原型を広めた方が、米国人の皮膚科医なんですよ。
ユーザーさま
ただのフランス流の顔マッサージだと思ってた。」
そもそも日本で最初に「美顔施術」が始まったのが、今から150年前の明治時代の事です。
この当時、後に日本の美容業界の総帥となった方が2人がおられました。
お一方は理髪店をされていた芝山兼太郎さん、そしてもうお一方は遠藤はつこさんです。
理髪屋さんだった芝山兼太郎さんに顔面の血行促進のマッサージ法を教えたのが米国人医師のドクター・W・キャンブルーだったのです。
元来現在日本で主流となっている西洋医学も欧米から伝わったものです。
つまり、
皮膚科医考案のフェイシャルエステを疑う≒皮膚科で行う治療・診察行為を疑う
これとほぼ同等という事になるのです。
戦直後にフランスへ!ある勇気ある女性が日本の美を変えた
せっかく米国人医師から指導を受けたものの、当時エステを受けられたのは外国人中心の限られた方々でした。
前述の芝山兼太郎さんの理髪店は、お嬢さんのみよかさんにより家業が引き継がれました。↓
それが現在も数々の美容業界の名誉職を引き受ける「シバヤマ美容室」です。↓
やがて時代は第二次世界大戦に突入し、日本は敗戦をむかえます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%9D%E5%B1%B1%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%8B
芝山みよかさんは、戦後直後の物資、栄養不足、ストレスにより女性の肌の衰えが多かった事に着目しました。
そして、皮膚科医協力の元、銀座にフェイシャルエステ専門店を開設したのです。
これが現在の日本のエステティックの元祖となりました。
当時より、皮膚科医の医学的根拠に基づく美容施術が瞬く間に話題となったのです。
みよかさんはGHQに度々の交渉を重ね、単身でフランスへ本場のエステを学びに渡ったのです。
みよかさんがフランスで弟子入りを果たしたのが、あの・老舗化粧品会社ヘレナルビンスタインだったのです。
みよかさんはフェイシャルエステの技術を学び帰国後、翌年アメリカ・パリへ渡航し、美容医学、全身美容を学ばれました。
みよかさんの美容への功績は皇室にも評価され、高松宮宣仁親王妃喜久子の美容係をも務めることとなったのです。
ユーザーさま
エステがうさんくさいとか思ってたのが恥ずかしくなる!」
megumi
つまり、現在のエステ業界の元となっているのは、日本のロイヤルファミリーも認める由緒ある伝統理論・技術なのです。
フェイシャルケアの重要性|顔に体の不調が全て表れる
「フェイシャルエステ=顔のマッサージすること」
ほとんどの皆様がこのようなイメージをお持ちではないでしょうか。
もしかしますと、サロンさんによってはこのように言い切られる所もあるかもしれません。
ただ、少なくとも管理人が定義する「フェイシャルエステ」とは、そうではありません。
管理人が定義するフェイシャルエステとは、お顔を中心の全身ケアと考えております。
なぜなら、顔も体の一部であり、人間の体は全身全て繋がっているからです。
特に、顔、お肌は皆様のお体の不調がそのまま堅調に表れる部位です。
例えば、次のような事です。
- おでこの中央ににきび
=胃腸が弱っている - 鼻の皮脂がおさまらない
=消化不良 - 目のくま
=疲れ、ストレス、寝不足、血行不良
ユーザーさま
このような不調が表れる原因は、次の3つです。
- 食生活の乱れ
- 生活習慣の乱れ
- 睡眠不足・質の低下
ユーザーさま
どっかで聞いたことあるような?(笑)」
megumi
すなわち、肌の悩みもダイエットも結局、
「行きつくところは同じ」
なのです。
ちなみに管理人のサロンでは、フェイシャルのお客様にも食事指導を行っておりました。
そのため、当サイト・フェイシャル編でも、
インナー+アウターをベース理論
として、皆様に有益な情報をお伝えしてまいります。
トリートメントの手順・流れ
ユーザーさま
megumi
A.プレステップ(準備)・洗浄
①クレンジング
↓
②洗顔
B.メイントリートメント
③手技(ハンドトリートメント)
↓
④マシン(吸引・スクライバーなど)
※③、④は、お手入れ内容、コースによって入れ替わる
C.鎮静
⑤パックなど鎮静
D.お仕上げ
⑥ローション・乳液・美容液など
クレンジング・洗顔
フェイシャルエステの最初の重要なステップがこのクレンジング&洗顔です。
クレンジング&洗顔は、単なるメイクを落とすだけではありません。
まず、この工程をどれだけ丁寧に行うかでその後のお手入れの効果が変わります。
ざっくりとした手順を次より一緒に見ていきましょう。
1.クレンジング剤を含ませたコットンを目元と口元におく
まず、精製水を含ませたコットンにクレンジング剤をのばします。
目元、口元を軽く覆うように置きます。
しばらく置いた後、コットンでアイメイク、口紅を浮いたメイクをふき取ります。
2.顔のクレンジングマッサージ
クレンジング剤をお顔に塗布し、メイク全体をマッサージしながら浮かせます。
3.洗顔剤を顔に塗布する
泡立てた洗顔剤をお顔に塗布します。
クレンジングと同じく、洗顔剤でお顔全体を軽くマッサージします。
水を含ませたコットン、またはスポンジで拭き上げます。
4.ホットタオルオフ
あらかじめホットキャビで温めたタオルをお顔に載せます。
軽くツボ押しを行い、ホットタオルで余分な洗顔剤などをきれいにふき取ります。
※洗顔の工程はサロンによって行う場合とそうでない場合があります。
効果の差はいずれ別記事でお話します。
主なフェイシャル手技の種類
フェイシャルのマッサージの主な目的は次の3点です。
- 顔のリンパを流し、血行促進
- 毛細血管に刺激を与え、新陳代謝活発化
- 顔筋をほぐす、やわらかくする、リフトアップ
手技方法はサロンによって多種多様ですが、基本となるのは次の4つです。
●軽擦法
●揉撚法
●ドレナージュ
●打法(タッピング)
そして、フェイシャルマッサージと同時に行う定番のマッサージの種類が次の3部位です。
●首・ネックマッサージ
●デコルテ1(肩回りを流す)
●デコルテ2;デコルテ部分に圧を加えながら流す
●デコルテ3;鎖骨内側に強めに圧を加える
●フットマッサージ
サロンによっては、パックをしている間などにフット、ヘッドマッサージが入ります。
どのサロンにも必ずある定番マシンを覚えておこう
ここでは、どのサロンにも必ずあるフェイシャル定番マシンを覚えておきましょう。
良く使われるのは、以下3つです。
- 吸引
- スクライバー
- イオン導入
●吸引
吸引は、お顔の毛穴に詰まった汚れを吸い上げます。
特に小鼻の周りは詰まりやすいため、必須で行うサロンが多く見受けられます。
●スクライバー
スクライバーは、お肌の古くなった角質、同じく毛穴の汚れを取り除きます。
●イオン導入
イオン導入は、美容液などの有効成分を肌の真皮層へ向かってマシンで導入します。
ご自宅ケアでローションや乳液、美容液を使っても届かない範囲まで浸透させてくれます。
パックはサロンでお手入れを受ける一番の醍醐味
ユーザーさま
megumi
万人の方が知ってるようでご存じありませんが、石膏パックはサロンでお手入れを受ける醍醐味です。
イオン導入同様、毛穴の汚れを取り除く+有効成分をパックでお肌に浸透させます。
しかも、ご自身では絶対にできないお手入れのため、満足度が高い人気メニューです。
ただし、石膏パックにもピンからキリがありますから、それなりに良質なものを使う方が良いですね。
フェイシャルエステはマッサージだけじゃない!顔中心の全身美容
megumi
今回は、フェイシャルエステとは何かの基礎編からお話させて頂きました。
まとめますと、フェイシャルエステとは、顔を中心としたエステティックトリートメントの事です。
主に次のお悩み解消効果が期待できます。
- 肌のハリ、ツヤ
- 肌のくすみ解消
- シミ対策
- ニキビ
- 毛穴の詰まり、開き
- 小顔
- たるみ・ほうれい線
- シワ(年齢サイン)、目元ケア
- 美白
フェイシャルエステは、実に女性の80%近い方がやってみたいと考える人気の施術です。
その効果に半信半疑の方も少なくありませんが、元祖となってるのは米国人医師の皮膚科医です。
現在の日本のエステティックトリートメント法の素となっているのは、美容医療、全身美容を本場フランス、アメリカで学んだ芝山みよかさんです。
つまり、フェイシャルエステはきちんとした医学的根拠に基づいた安心できる施術方法です。
そして、当サイト管理人が定義するフェイシャルエステは、お顔を中心の全身ケアと考えております。
なぜなら、顔も体の一部であり、人間の体は全身全て繋がっているからです。
そのため、お顔のみでなく、デコルテ、脚、頭、そして食事、生活習慣などトータルビューティーで考える必要があります。
現在、フェイシャルエステは新しいメニューが日進月歩で開発されています。
かつては手技のみでしたが、それ以外にも様々なマシン、化粧品が開発されています。
まずは、皆様ご自身でお悩みに合わせ、様々なお手入れ内容を知る事から始めてください。
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