公開 2020年2月12日
☆更新 2021年1月29日
ハイフの顔エステってデメリット多いってほんと? 効果ないの?
小顔、リフトアップが期待できるハイフの顔エステは今、大人気ですよね。
ただ、ハイフの顔エステは効果はありますが、積極的におすすめはできません。
今回は、元サロンオーナーの管理人が知っておくべきハイフ(HIFU)顔エステのデメリット・注意点・リスクを徹底解説致します。
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目次
ハイフ顔エステはデメリット・副作用が多い
ハイフの顔エステは、その効果以上に次のようなデメリットが伴います。
こういった背景から、管理人としては積極的におすすめはできません。
ユーザーさま
megumi
ただ、効果があるからと言って、それら全てのお手入れが有益だとは限らないのです。
では、この点を踏まえ、ハイフ顔エステのデメリットを次よりよく検証していきましょう。
効果メリットよりリスク率が高い
ご存じのように、ハイフは火傷などの事故件数が多く、リスクが高いとされるマシンです。
ユーザーさま
(※ハイフ効果・仕組みの詳細はこちらをご覧ください。)
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確かに美容行為にリスクはつきものであり、その点を気にしていたらキリがありません。
管理人の中では次の図式であれば許容範囲としているのです。
- リスク率<効果のメリット+コスパ
しかし、ハイフの顔エステは次の図式となるのです。
- リスク率>効果のメリット+コスパ
これは誰にでもわかることですが、顔と体へのリスクは桁違いです。
仮に、体、太もも等にちょっとしたトラブルが起こったとしましょう。
皮膚科で薬を処方してもらい、しばらくして回復を待つだけです。
ところが、もし顔に同じようなことが起こったらどうでしょう?
女性にとってお顔は命と同等に大切な部位であり、皮膚が薄いため跡が残ったら大変です。
一方、冷静に考えればこれはサロンさん側も同じはずなのです。
万が一、お客様のお顔に何かトラブルを起こしてしまった場合、体の比ではありません。
つまり、ハイフ顔エステは、お客様にもサロン側にも双方にリスクが高過ぎるのです。
副作用も多い・照射だけで効果なし
ハイフの顔エステは、リスクの他に次のような副作用も多く見受けられます。
- 痛み
- 熱を持つ
- 乾燥
特に見逃してはならないのが最後の「乾燥」です。
ハイフ顔エステは、実は照射するだけで大きな効果は期待できません。
ユーザーさま
キャビテーションって体の脂肪溶解マシンは聞かれたことがあるのではないでしょうか。
出た当初は、従来では考えられなかった効果が期待できるマシンとして話題となりました。
しかし、キャビテーションも術後の体外排出をきちんと行わなければ正しい効果が実感できません。
(※キャビテーション効果・仕組みはこちらをご覧ください。)
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ハイフ顔エステもこれと全く同じで、施術後のアフターフォローこそが肝心なのです。
ハイフでリフトアップする仕組みは、SMAS筋膜に向かって照射し深層に熱損傷を与えます。
すると、人間の体はダメージ修復を図ろうと、失ったコラーゲンが生成が促進されます。
ただ、この「肌が修復しようとする機能」はその方によってバラバラです。
ハイフを照射する事でコラーゲンが生成されず、一時的に乾燥状態になります。
そもそもターンオーバーが著しく乱れている方は、当然修復に時間がかかります。
つまり、照射した後の保湿、その他のケアを万全に行わなければ逆効果になるのです。
この現象は、美容皮膚科でハイフを照射しても同じあり、同様の指導を受けます。
結果、照射後の保湿のお手入れをどれだけ万全にするかで効果の明暗が分かれるのです。
頻繁にトリートメントできない
ハイフの顔エステの推奨頻度は1か月に1回で、頻繁にトリートメントができません。
この頻度は、肌のターンオーバーの周期に沿っています。
では、月に1回ハイフを照射するだけで皆様ご想像のリフトアップ、小顔が期待できるか?
この点に関して結論を申し上げますと、「やらないよりは良い」という程度になります。
前述しましたように、ハイフ顔エステの効果は、ハイフ+保湿その他のケアとなります。
それであれば、当初からハイフ以外の方法で保湿+リフトアップ、小顔を兼ねられる方が効率的なのです。
知識不足のサロンさんも多い
ハイフのリスクが伴いやすい原因の1つに、知識不足のサロンさんが多いことも原因です。
ユーザーさま
megumi
他のフェイシャルのお手入れが行えるなら、そこは大きな問題ではありません。
むしろ、次のような知識不足によるマイナス面の方が大きいのです。
- ハイフに向かない方にも照射
- 神経などNG部位に照射してしまう
- ハイフ顔=脂肪溶解などの解釈ミス
ハイフは脂肪層を通過するため、華奢で顔の脂肪層が薄い方には向かず、むしろリスクが上がります。
また、口回り、鼻回り、おでこなど神経付近への照射も事故率が高くなるためNGです。
ユーザーさま
megumi
考えられる理由としては、ハイフの顔エステが今、最も人気のメニューであるからです。
サロンもビジネスですから、多少リスクがあっても売上の方を優先してしまいます。
本来であれば、サロンさん側もその方に合ったメニューをおすすめるべきです。
マシンの解釈ミスは、必ずしもサロンさん側だけに問題があるわけではないんです。
そのサロンさんにマシンを販売している代理店側も知らない事があるからです。
サロンさん側も馴染みの営業マンに案内されたことは、そのまま信じてしまいます。
つまり、ハイフはそれだけ解釈の難しいマシンということなのです。
個人サロンの脂肪溶解効果の広告は解釈間違い
ハイフ顔エステ=顔の脂肪溶解マシン
というサロン広告は解釈間違いです。
質問者さま Q.ハイフ顔エステは顔痩せ?リフトアップ? エステのハイフ小顔広告を見ました。 他ではリフトアップする広告もみました。 どっちが正しいのですか? 顔はふっくらしたままリフトアップしたいです。 脚にやれば痩せると聞きますし、どうなんでしょう?
megumi
ハイフは、この質問者様のような方に向いているマシンです。
ユーザーさま
megumi
一番はリフトアップに効果的なマシンであり、小顔は結果として小顔になるのです。
そもそも「お顔のたるみ」の原因は、コラーゲン不足と表情筋の衰えです。
ハイフは皮下組織を通過し、表情筋の手前であるSMAS筋膜までアプローチします。↓
SMAS筋膜を刺激し、コラーゲンが生成されることでリフトアップ効果に繋がるのです。
顔メニューでは、脂肪細胞には照射しませんので、顔の脂肪がなくなるのではありません。
大手サロンが顔メニューを行わない理由
ハイフはダイエット分野では、大手エステサロンでも人気のメニューとなっています。
しかし、ハイフの顔メニューを展開している大手サロンはほぼありません。
ユーザーさま
megumi
大手サロンもビジネスですから、集客力の見込めるメニューはやりたいのはやまやまです。
要するに、前述しました以下図式のメニューを扱いたくないのです。
- リスク率>効果のメリット+コスパ
さらに言えば、ハイフ顔エステに期待できる効果は「リフトアップ」です。
大手サロンのフェイシャルメニューには、リフトアップメニューがたくさんあります。
つまり、わざわざリスクの高いハイフ顔エステメニューを行うメリットもないのです。
セルフエステのハイフ顔・フェイシャルは要注意!
激安価格でサロンと同じ施術が行えることで大ブーム中のセルフエステ。
近頃では、ハイフを顔に自分で照射できるメニューが人気です。
ただ、結論から言いますと、セルフハイフ顔エステを行うことは全くおすすめできません。
以下は、ヤフー知恵袋で管理人がベストアンサーを頂けました。↓
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13219766628?fr=chie_my_notice_ba
質問者さま
Q.ハイフ顔セルフエステについて
顔のみでわたしのハイフに通っています。
来店頻度に悩んでます。
次のどちらがおすすめですか?
- 出力高めで月1回
- 出力低めで月2回
megumi
これまで述べましたように、ハイフの顔エステはプロが行ってもリスクが高い施術です。
知識が全くない一般の方が自分で施術を行うのは、いかに危険な行為かお分かり頂けると存じます。
ユーザーさま
厳密に言いますと、セルフエステの危ない点は「自分で行うから」です。
つまり、何かあっても運営元に「どうしてくれるの?」って責任を振ることができません。
運営側からしますと、「お客様が操作方法を間違えたからです」と言えるからです。
皆様が大切なお顔に何かあってからでは遅いです。
管理人はセルフエステのニーズを全否定はしませんが、顔への利用は差し控えましょう。
顔にはハイフよりハイパーナイフがおすすめ
ユーザーさま
megumi
ユーザーさま
megumi
マシンであれば、最近ではハイパーナイフが人気ですね。
ハイパーナイフとは、簡単に言えばラジオ波+ほぐし機能です。
(※ハイパーナイフに関して詳しくはこちらをご覧ください。)
↓
ラジオ波の熱を加えることで、皮膚表面のコラーゲン、エラスチンが生成されます。
ハイフのように高リスクではないため、事故率はきわめて低いです。
しかも、実はリフトアップは、お顔そのものだけにマシンをかけても意味がありません。
肩→デコルテ→首など、お顔を支えているリンパ、筋肉層全体を流す必要があるのです。
ハイパーナイフの施術スタイルは、自由自在の体勢でこのような施術が可能です。
上半身全体のリンパが流れるため、お顔の血流改善、トーンアップも同時に期待できるのです。
他のマシンより持続期間も長いため、同じ熱を照射する類のメニューでは元も人気なのです。
ぜひ、ハイパーナイフのフェイシャルもどのようなものか併せて一度試してみましょう。
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ハイフ顔エステはデメリットが上!できれば他メニューを検討しよう
megumi
今回は、ハイフ(HIFU)顔エステのデメリット・注意点・リスクについてお話させて頂きました。
まとめますと、ハイフの顔エステは、その効果以上に次のようなデメリットが伴います。
ハイフ顔エステの事故率が高い原因には、サロンさんの次のような知識不足によるマイナス面も大きいのです。
- ハイフに向かない方にも照射
- 神経などNG部位に照射してしまう
- ハイフ顔=脂肪溶解などの解釈ミス
従って、大手サロンではダイエットではハイフを活用しますが、顔メニューはほぼ扱いません。
なぜなら、ハイフの顔エステは次の図式となるからです。
- リスク率>効果のメリット+コスパ
そもそもハイフ顔エステに期待する効果は「リフトアップ」がメインとなります。
そのため、大手サロンには他メニューで安全に効果が出せるものがたくさん展開されてるのです。
近年人気のあるものとしては、ハイパーナイフなどのフェイシャルメニューです。
本記事内でお話させて頂いたデメリット・リスクを踏まえ、安全に効果的なメニューをご検討ください。
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