公開 2020年4月4日
☆更新 2020年6月1日
ユーザーさま 「青汁って本当にダイエット効果あるの? ただの栄養補助なの? ケール、大麦若葉・明日葉とか色々出てるけど、どれでも効果は同じ?」
megumi
ご安心ください。
青汁はちゃんとダイエット効果が期待でき、科学的に証明されたデータもたくさんあるのです。
今回は、自身も青汁の効果で減量に成功した元サロンオーナーの管理人が、青汁のダイエット効果、種類による効果の違いを徹底解説いたします。
※青汁効果、驚きの減量画像あり!
目次
青汁のダイエット効果
青汁=体に良い
のは誰もが知るところですが、ダイエット効果も絶大なのです!
ところが、青汁のダイエット効果について白熱した議論がネット上で沸き起こっています。
質問者さま
青汁に痩せる成分は含まれてないです。 青汁に置き換えすればカロリー減で痩せるでしょうけど。 だったら青汁じゃなくても食事のカロリー減らせば良いだけです。 回答者さま
megumi
↓
管理人は海外生活の食事で青汁の元となる香草類を毎日食べています。
東南アジア圏は香草類を日常的によく食します。
現在滞在しているベトナムでは、鍋やフォーやバインミー(フランスパンのベトナムサンドウィッチ)なども香草と一緒に食すのが一般的です。
・フォー↓(別バスケットにたっぷりの香草が付く)
・バインミー↓(香草が挟んであるのが普通)
ベトナムではrau ma(日本ではツボクサと言う名称)という香草を使用した青汁専門チェーン店が大人気です。↓
https://www.foody.vn/thuong-hieu/rau-ma-mix
管理人もバインミーとrau ma青汁の組み合わせでよく昼食を食べています。
一方、これは相方の直近の体型です(2020年3月)
↓
相方はサロン運営時代の取締役、管理人とダイエット部門を構築した人物で、現在ダイエットいろは編集部で制作者の一人です。
●相方データ
身長166.5センチ 48歳
体重の推移↓
- 日本→65キロ
↓ - 中国、マレーシア、タイ滞在時→58キロ
↓ - ベトナム→55キロ
相方 「タイからもう落ちる事無いと思ってたな! 病気かと思ったよw」
megumi
相方 「これ以上はもう結構w タイまでとベトナムの違いは、 香草、青汁の摂取の有無だな。 ベトナムに入ってから3キロ落ちだ。」
これで毎日お酒もよく飲んで食べて、筋トレは一切やっていないので驚きです。
相方は当ダイエットいろはの、
”食べたいダイエット”
”ウォーキング”
この2つをそのまま実践しているだけです。
(※しかし本人はダイエットしていると思っていないようです。
「好きに食べて、好きに飲んでるだけだ」と。)
結果、これまでの食生活にベトナムで香草・青汁の効果が加わり、日本にいた時から通算マイナス10キロの減量となりました。
タイ→ベトナムに移動し、ベトナム滞在3ヶ月目くらいでの結果です。
青汁は、
血糖値上昇抑制・腸内環境アップ=ダイエット効果
が大いに期待できます。
さらに、最新の研究結果では青汁の脂肪減効果も実証されてます。
青汁がダイエットに効果的とされるのは、主に次の4点です。
- 血糖値上昇抑制・糖の吸収を抑える
- 造血・血流改善・代謝アップ
- 腸内環境アップ・便秘解消効果
- 最新研究で「脂肪減」効果の実証データあり
→(この点の詳細は、後の項の各原材料ごとの効能を参照ください。)
血糖値上昇抑制・糖の吸収を抑える
青汁がダイエットに良いとされる一番の効能は、
血糖値上昇・糖の吸収抑制
効果です。
青汁に使用されるケールや大麦若葉などには、豊富な含有量の食物繊維が含まれています。
食物繊維を高糖質な食品と摂取することで、食後血糖値を抑えられることは既に知られています。
この点について、科学的に実験を行っているのが大手健康食品会社・キューサイです。
キューサイは国内初の青汁メーカーであり、日本の青汁ブームの立役者でもあります。
そのキューサイは、青汁摂取後の血糖値測定実験結果の論文を医学誌に発表しています。
以下の実験結果は、親子丼と青汁の粉末を同時に摂取し、血糖値を測定したものです。↓
https://www.medical-comm.jp/news/759
(※プラセボ=親子丼のみを食した場合)
ご覧のように、青汁の粉末と一緒に摂取した方の食後2時間の血糖値は抑制されています。
そして、糖の吸収も抑えてくれます。
つまり、炭水化物摂取前に青汁を摂取しておくことで、脂肪に変わりにくくなるのです。
造血・血流改善・代謝アップ
ダイエットが必要な方、過体重の方は、代謝が低下しています。
当然ながら、それは血流も滞っている状態です。
食べ物から摂取した栄養は、血管を通して全身へめぐります。
脂肪が蓄積された状態というのは、栄養が全身にいきわたっていない状態です。
青汁に豊富に含まれる鉄分、カルシウムは、造血作用、血流改善効果が期待できます。
強いては、代謝アップにも直結するのです。
腸内環境アップ・便秘解消効果
前述のように、青汁原料のケールなどの葉には豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸内環境をアップさせ、便秘解消効果も期待できます。
特に人気の大麦若葉は、粉砕方法により食物繊維含有量が他の葉よりアップすることもわかっています。
質問者さま Q.青汁は便秘が治るから体重が落ちる? 青汁って飲んでると痩せるんですか? 便秘が治るから体重が落ちるんですか? 便秘じゃない人は痩せないってことですか?
健康食品ですから、飲むだけで痩せることはありません。 基本的に痩せたい場合は、次の図式です。 摂取カロリー<消費カロリーにすれば、間違いなく落ちます。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10140727955?__ysp=6Z2S5rGB44CA55ep44Gb44KL 回答者さま
便秘の方は痩せにくいです。 megumi
知恵袋などのダイエット相談に対する回答にありがちなのは、次のようなパターンです。
①健康食品・エステその他の手段で痩せる訳ない
②摂取カロリー<消費カロリーで痩せる
そもそも「痩せる」とは、
「何をもって痩せるとするか」なんです。
改めて申し上げますと、
体重が減ること=痩せる
のではありません。
この回答者様の①の発言の主旨は、
「青汁を飲んですぐ体重は減らない」
という事です
②「摂取カロリー<消費カロリー」の話も、目先の体重減のことに注視しています。
しかし、管理人も含めダイエットのプロが申しあげる「痩せる」という意味は、体重減ではありません。
プロが考える痩せるの意味は、次の3点です。
- 体脂肪を燃焼させる
- 痩せやすい体質に変えていく
- リバウンドしない体をつくる
上記3点を行う上で、腸内環境を整えることは必須項目です。
なぜなら、
ダイエットが必要・体脂肪過多の状態=食べ物が正しく代謝していない
からです。
つまり、著しく腸内環境が悪化されてる方ということになるのです。
「腸は第二の脳」と呼ばれており、腸内環境が悪化していると痩せられません。
(※この点に関しては以下2点をご覧ください。)
↓
質問内容には以下のようなギモンがありました。
「便秘が治るから体重が落ちるんですか?」
これは多くの方が誤解をされてますので、改めて申し上げましょう。
便秘が治る=体重が落ちる=痩せる
のではありません。
確かに、お通じが良くなると目先の体重は減ります。
しかし、これは便の中に含まれる水分が排出されて体重が減っただけです。
体脂肪とは全く関係ありません。
また、便秘でなくてもBMI標準値を超えた方の80%以上は腸内環境も良くないんです。
つまり、ダイエットが必要な方には、青汁などで腸内環境を整える事が急務なのです。
青汁は原料の種類で効能に微妙に違いあり
現在国内で発売されている青汁の原料は、主に次の3種類あります。
血糖値上昇抑制、腸内環境アップなど青汁のダイエットへの基本的な効能は類似してます。
しかし、次のように葉の種類によって微妙に特筆する栄養素もあります。
葉の種類 | ケール | 大麦若葉 | 明日葉 |
---|---|---|---|
画像 | |||
特筆する栄養素 | GABA メラトニン ルティン |
SOD酵素 | カリウム カルコン (特有ポリフェノール) ビタミンB12 |
特筆する効果 | 悪玉コレステロール低下 自律神経を整える 睡眠改善効果 |
活性酸素除去 免疫力を高める 抗肥満作用 |
デトックス 脂質・肝臓代謝促進 血糖値上昇抑制効果 |
味 | くせがある・青臭い | 抹茶風・飲みやすい | やや苦味あり・青臭い |
では、葉の種類・特性別のダイエット効果の違いを次の項よりお話していきましょう。
ケール
ケールは「葉野菜の王様」と言われるほど栄養価が高いことで知られています。
日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では非常にポピュラーな葉野菜です。
元々は地中海地域でよく食べられている野菜で、米国でもサラダによく使用されます。
管理人が在住しているタイやベトナムでも、ケールは日常的に登場します。
つまり、管理人が12kg減量成功と、ケールのダイエット効果は無関係ではありません。
こんな方におすすめ
- ストレス・イライラが多い・眠りが浅い方
- コレステロール値が気になる方
- 飲みにくい味が気にならない方
栄養成分・効能
https://www.bee-lab.jp/kenkoujoho/ashitaba/a03.html
ケールが最も豊富なのはβカロチンの量、そして蕎麦にも含まれるルティンです。
どちらも抗酸化作用が高く、活性酸素除去、アンチエイジング効果に優れています。
動脈硬化予防、悪玉コレステロールを低下させます。
また、ケールに特筆するべき栄養素としては、「GABA」があります。
ご存知のように、GABAは自律神経を整え、睡眠の質を改善する効果も期待できます。
(※自律神経、睡眠に関してはこちらをご覧ください。)
↓
大麦若葉
大麦若葉はビールや麦茶の原料である「麦」の穂でなく葉部分です。
ユーザーさま
なら、ビールや麦茶でも痩せるのでは?」
megumi
でも、麦茶は豊富なミネラル分を含み、健康茶として親しまれていますよね。
近年の研究で、
麦の葉=麦の若葉
にケールに負けない栄養価であることがわかったのです。
かつて青汁の主原料であったケールは栄養価は高いものの、飲みにくいのがデメリットでした。
そこで「飲みやすさ」にこだわった原料の開発が、各メーカーよりすすめられたのです。
大麦若葉は栄養価と共に、万人受けする飲みやすさを兼ね備えています。
そのためか、大麦若葉の青汁はケールに負けず劣らない人気となってます。
こんな方におすすめ
- 風邪をひきやすい・体調をよく壊す方
- 加齢現象で痩せにくくなったと感じる方
- 飲みにくい青汁が苦手な方
栄養成分・効能
https://www.bee-lab.jp/kenkoujoho/ashitaba/a03.html
大麦若葉の圧倒的に豊富な栄養素はビタミンCと鉄分の含有量です。
ビタミンCの抗酸化作用、コラーゲン生成の元を作ることはよく知られています。
さらに、大麦若葉の他の青汁にない特筆した栄養素は「SOD酵素」です。
SOD酵素は、高い活性酸素除去効果・抗酸化作用があることで知られています。
抗酸化作用はケールも同様ですが、大麦若葉がさらに上回っています。
その強い活性酸素除去効果により免疫力もアップするため、まさに医者要らずなのです。
つまり、体内のウイルスの侵入も抑制してくれます。
ユーザーさま
megumi
免疫力の無い方は痩せられません!
風邪を引きやすいなど、体調を壊しやすい方は、代謝が低下するからです。
体温も下がり、冷えやむくみの原因にもなります。
さらに驚くべきことに、北海道大学の研究によりますと、大麦若葉に「抗肥満作用」の結果も実証されているのです。↓
つまり、
「抗肥満作用がある」≒青汁を飲むと瘦せ効果が期待できる
に極めて近いのです。
https://www.kojima-ya.com/fs/kojimaya/c/h006
明日葉
明日葉(あしたば)とは、セリ科の植物です。
ユーザーさま
見たことない!」
その辺のスーパーでは見ませんね。」
megumi
田舎のお家では、天ぷらなどにしてデイリーに食されてる地域もあります。
昔からあった野菜ですが、近年の健康ブームの乗っ取りその価値が再注目されています。
こんな方におすすめ
- むくみ太り・アルコールを飲む習慣のある方
- 脂質過多も気になる方
- 飲みにくい味も気にならない方
栄養成分・効能
https://www.bee-lab.jp/kenkoujoho/ashitaba/a03.html
成分表でお分かりの通り、明日葉は食物繊維の含有量が3つの葉の中でトップです。
それだけでなく、βカロチン、カルシウムなどの含有量もダントツです。
つまり、血糖値上昇抑制、糖の吸収抑制効果にも優れていることになります。
また、明日葉がダイエットに適している大きな要素はカリウム・デトックス効果です。
体外排出にも一役かってくれますので、むくみ太りが気になる方にはうっつけです。
一方、明日葉の他の青汁にない特筆する栄養素としては、「カルコン」です。
カルコンとは、黄色いネバネバした明日葉だけの特有ポリフェノールの一種です。
http://www.jbsl-net.com/product/chalsap.php
このポリフェノールの成分は、ダイエットに直結する研究結果が報告されているのです。
ラットの実験では、肝臓中の脂質代謝、脂肪蓄積抑制効果が明らかになっています。
つまり、明日葉は食物繊維の血糖値上昇抑制に加え、脂肪燃焼効果も期待できるのです。
青汁はダイエット効果あり!正しく摂取しよう
megumi
今回は、青汁のダイエット効果、種類による効果の違いについてお話させて頂きました。
まとめますと、青汁は正しく飲むことで、きちんとしたダイエット効果が期待できます。
青汁がダイエットに効果的とされるのは、主に次の4点です。
現在国内で発売されている青汁の原料は、主に次の3種類あります。
葉の種類によって、次のように特筆する栄養素があります。
●ケール
- GABA
- メラトニン
- ルティン
・特筆する効果
- 悪玉コレステロール低下
- 自律神経を整える
- 睡眠改善効果
・おすすめの方
- ストレス・イライラが多い・眠りが浅い方
- コレステロール値が気になる方
- 飲みにくい味が気にならない方
●大麦若葉
- SOD酵素
・特筆する効果
- 活性酸素除去
- 免疫力を高める
・おすすめの方
- 風邪をひきやすい・体調をよく壊す方
- 加齢現象で痩せにくくなったと感じる方
- 飲みにくい青汁が苦手な方
●明日葉
- カリウム
- カルコン
(特有ポリフェノール) - ビタミンB12
・特筆する効果
- デトックス
- 脂質・肝臓代謝促進
- 血糖値上昇抑制効果
・おすすめの方
- むくみ太り・アルコールを飲む習慣のある方
- 脂質過多も気になる方
- 飲みにくい味も気にならない方
このように、青汁ダイエットは皆様の現在のお体、食・生活習慣に合わせて適切なものを選んで正しく実践するようにしましょう。
まずは、お気軽に初回サンプルなどで試飲してみてください。
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