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マッサージジェル・クリーム・オイルの効果の違いと「絶対NG!」注意点もプロが解説

 公開 2020年5月6日
☆更新 2020年6月1日

ユーザーさま

「マッサージジェル・クリーム・オイルとかいろいろあるけど、効果はどう違うの?

結局、全部同じようなもの?

市販のドラッグストアで売ってる安いの買えば良い?」

「いいえ、ちょっと待ってください。」

megumi

安価なマッサージジェル、クリーム、オイルは効果が期待できないため、おすすめできません。

今回は、元エステサロンオーナーの管理人がマッサージジェル・クリーム・オイルの特性・効果の違いを徹底解説いたします。

この記事を書いた人
megumi

元総合エステサロンオーナーの経歴を持ち、ダイエット部門では延べ3000人を応対。 糖質制限ダイエットでリバウンドした経験を持つ当サイト管理人。

マッサージジェル、クリーム、オイルの違い

項目 オイル ジェル クリーム
・全共通の特徴
摩擦の軽減
(滑りを良くする)
 ◎
リンパ
効率良くアプローチ
 ◎
保湿効果  〇
体外排出促進効果  〇
リラクゼーション効果  〇
・特筆する特徴
脂肪燃焼促進効果  ×
血行促進・温め効果
(ホットジェルの場合)
 △
引き締め効果
(ファーミング
セルライト除去など)
 ×

(※一般的な商品で比較しています。)

○マッサージジェル

マッサージジェルとは、マッサージ専用の粘度のある「ゼリー状」の溶剤です。

マッサージに使う溶剤と言えば、マッサージオイルが一番ポピュラーですよね。

現在マッサージをする際に使う溶剤には大きく分けて3タイプあります。

○マッサージオイル

マッサージオイルは、マッサージをするための専用オイルです。

○マッサージクリーム

マッサージクリームも同様で、形状がクリーム状のマッサージ溶剤です。

この3つ全てに共通する用途は次のようになります。

  • 摩擦の軽減(滑りを良くする)
  • リンパに効率良くアプローチ
  • 保湿効果
  • 体外排出促進効果
  • リラクゼーション効果

オイル・クリームとの違い

マッサージジェル特筆した特徴は「有効成分」が浸透させやすい点です。

ユーザーさま

「え?マッサージオイルとかクリームはあまり効果がないってこと?」
「そうではありません。」

megumi

マッサージジェルの方が、ホット、冷却などスリミングに特化した有効成分を配合させやすいからです。

ジェルに期待しやすい効果は以下3点です。

  • 脂肪燃焼促進効果

  • 血行促進・温め効果(ホットジェルの場合)
  • 引き締め効果(ファーミング・セルライト除去など)

この他にも、マッサージジェルは商品に応じて美容成分が個々に異なります。

ご自身が強化したい効能の商品を使い分けるのも、ジェルを使用するメリットです。

ジェルVSオイル?サロンオーナーならでは裏話を暴露!

脚痩せ、小顔などの自宅ケアにおいて、ジェルかオイルを使うべきかは不変のテーマです。

管理人含むエステティシャンは、マッサージジェル・オイルを選びのプロフェッショナルです。

ここでは、サロンオーナーの管理人ならではのマル秘裏話を含め、選別方法を解説しましょう。

質問者さま

Q.エステサロンで使ってるコスメが知りたい!

エステと同じお手入れに興味あります。

サロンでお手入れに使用してるのは、

オイルですか?ジェル?クリーム?

フェイシャルの時は、オイルを使うんですか?

サロンによりますね。

回答者さま

管理人のサロンは70%がジェルでした。

megumi

管理人のサロンでは、

  • ボディのオイルマッサージ
  • ジェル使用でリンパドレナージュ

クリームは使いません。

フェイシャルはオイルしか使ってません。

質問者さま

「ジェルが7割?

エステってオイルをほとんど使ってるイメージしかない!」

「回答者様の方がおっしゃってますように、これはサロンさんの方針で全く異なります。」

megumi

質問者さま

「なんで、サロンによってそんなに違うの?」
「サロンによってジェル、マッサージ、クリームをどのように使い分けるかは次の要素が絡みます。」

megumi

①手技・マシンなどメニューで分ける

②スタッフの技術力で使い分ける

③原価率・保存期限

④ふき取りのしやすさ・使用感(テクスチャー)

質問者さま

「あれ?

効果のある方を使い分けてるとかじゃないの?」

「プロはそんな基準で選ばないですよ」

megumi

なぜなら、業務用のマッサージジェル、オイルは「効果があって当たり前」ですから。

 これは一見しますと、一般の方と関係が無い要素に感じます。

ところが、皆様のご自宅ケア用マッサージ剤をお選び頂く際の基準にも引用頂けるのです。

では、その理由を次よりお話いたしましょう。

素人自宅ケア用はジェルがおすすめ

結論から言いますと、皆様がご自宅ケアで脚やお体のマッサージを行う場合、ジェルのご使用をおすすめします。

 その理由は以下となります。

  • 有効成分を配合させやすく・浸透もしやすい
  • 手技技術のない方にも簡単に効果が出やすい
  • 油分と水分のバランスを保ちやすい

ただし、最近はクリームも商品によってはこの条件にあてはまるものも出てきています。

この点に関しては別記事「おすすめ商品編」で商品ごとにご紹介いたします。

では、前項のサロンの溶剤を選ぶ基準と照らし合わせ、皆様のご自宅ケア用と合わせて検証してみましょう。

①手技・マシンなどメニューで分ける

「エステサロンのマッサージ=マッサージオイルを使うもの」

このイメージが定着してますが、必ずしもそうではありません。

手技メニューにも、特定の成分配合のマッサージジェルを敢えて使用することもあります。

また、キャビテーション・ラジオ波などのマシンを使用する場合は、個々のマシンに対応した溶剤を必ず使用します。

実は、このマシンの溶剤については、一般の皆様にかなり誤解の多い点です。

例えば、近頃ではエステ企業監修の家庭用・自宅ケア用のキャビテーション、ラジオ波(RF)マシンが多く登場していますよね。

そして、このような場合、マシン本体の購入と同時に専用ジェルの定期購入をおすすめされます。

皆様にとっては、

「メーカーが利益のためにジェルを売りつけてる」

印象かもしれません。

ところが、そうではありません。

正しくは、専用ジェルでないと正しくマシンの効果が見込めないからなのです。

なぜなら、ジェルが最も有効成分の配合がしやすく、マシンへの通電性が高まるからです。

②スタッフの技術力で使い分ける

一般の皆様がご自宅マッサージを行う場合、明らかにジェルの方が効果の実感が早いです。

なぜなら、ジェルの方が技術に頼る割合が減るからです。

管理人のサロンのように、スタッフの技術力に頼らない方針のサロンほど有効成分を含んだジェルを多く使います。

ユーザーさま

「え?なんで?

サロンはプロ集団だから技術なんかあって当たり前では?」

「それが理想ですが、人手に頼る以上、多少なりとも技術力のばらつきは出てしまいますね。」

megumi

ただ、これもサロンの方針によります。

あくまで人の手による満足度にこだわるサロンさんは、オイル一択とされてます。

しかし、プロでない皆様が自宅で簡単に結果を出すなら、ジェルの方が優位性があります。

③原価率・保存期限

 

実は、管理人が自身のサロンでオイルの割合を少なくしていた理由の3番目は

 「効果が高いオイル=仕入れ価格も高い、長期保存が効かない」

 からなのです。

 これは、業務用のオイルに限らず、皆様が市販で購入されるオイルにおいても同じです。

 一般の皆様においては、

「オイル=しょせん油だからどれも大差はない。」

このようにお考えではありませんか?

ユーザーさま

「ちょっと、大げさでは?

オイルってそこまで品質に差があるの?」

「全然違うんですよ~!」

megumi

良質なオイルほど、約2ヵ月しか保存期限がもたないのです。

ユーザーさま

「ええ!オイルに保存期限なんかあるの?」

皆様がご想像されてる「オイル」とは、このようなものとお考えではありませんか?↓

ユーザーさま

「ベビーオイル・赤ちゃんにも使える=肌に優しいオイルなんじゃないの?(笑)」
「このベビーオイルは酸化防止剤がどっちゃり入ってるため、長期保存が可能です。」

megumi

しかも、ベビーオイルの油は、

「ミネラルオイル=鉱物油」

ですからね。

ユーザーさま

「ミネラルオイル=天然素材のオイルでしょ?」

この市販の安価なオイルについての詳細は、後の項でお話しますね。

いずれにしましても、効果がきちんと出るオイルほど価格帯も高く、保存ができません。

一方、ジェルやクリームは保存に適した成分が配合されており、他成分で補いやすいのです。

④ふき取りのしやすさ・使用感(テクスチャー)

マッサージジェル、オイル、クリームにおいて、ふき取り、洗い流し、使用感(テクスチャー)も大きな違いがあります。

皆様の時間短縮の意味を込めても、オイルよりふき取り不要のジェル、クリームの方が便利です。

オイルは部屋がべたべたになる、寝る前にささっとマッサージしたい時にも不向きです。

ふき取りや洗い流しが面倒になると、マッサージを毎日続けるのも面倒になります。

近頃では、洗い流す水溶性(水に溶けるタイプのオイル)オイルも出てますが、これは肌にすぐ浸透するため長時間マッサージには向きません。

また、マッサージに使う溶剤の粘度の固さ、使用感(テクスチャー)も効果に差がでます。

例えば、以下のようにB「少し固め」、L「やわらかめ」では使用感が異なります。

https://lipscosme.com/posts/1534195

ユーザーさま

「使用感(テクスチャー)で効果がそんなに違うの?」
「厳密にいえば、ジェルの成分そのものが使用感で差が出る訳ではありません。」

megumi

1つは、柔らかめのテクスチャーの方が、圧がかかりやすく効果は簡単に出やすいです。

これらを総合しても、皆様にとってはジェルの方が利便性が高いことになるでしょう。

ジェルは何でも良くない!人気脚痩せマッサージ動画に注意!

「脚痩せマッサージに使うマッサージジェル、クリーム、オイル、

何でもいい

間違えです!!

ユーザーさま

「管理人さん!いきなり何?(笑)」
「あ、、すみません(;’∀’)」

megumi

ちょっと、ついつい興奮してしまいました。

近年、美容系企業×youtuberのタイアップ動画の伸び率が凄まじい勢いを記録しています。

管理人も最近調査のために、隅々まで可愛い脚痩せマッサージ女子動画を見まくってます。

https://navi.kamuitracker.com/archives/6372

特に「脚痩せ」部門は、500万回を余裕で超える人気動画が珍しくありません。

これらの動画内容に、かなりの危うさを感じてしまう今日この頃です。

管理人が美容プロだからか、アラフィフのおばさんだからなのでしょうか。

(いや、両方?(笑))

しかし、一応美容プロとして、おばさんとしてこれだけは言わせてください!

ニ○アやビ○レで圧の強い脚痩せマッサージしたら絶対ダメです!」↓

ついでに、ジ○ンソンエ○ドジョン○ンもダメです。

ユーザーさま

「いやいや、みんなユーチューブの内容なんか真剣に見てないから大丈夫!」
「はい、管理人がただのおばさん根性で申し訳ありません。」

megumi

ユーチューブの脚痩せマッサージ動画を調査

ランダムに脚痩せマッサージ動画を10人調査致しました。

ざっと調査したところ、トップyutuberの方は徐々にプロの監修が入ってきています。

唯一OKを出せたのは、モデルの石井あみさん使用の「ヴェレダ」の天然オイルのみでした。

一方、以下は再生回数10万回以下の動画で登場した使用コスメリストです。↓

ユーチューバーさん 使用コスメ 種類
Aさん ジョンソンエンドジョンソン
ドリーミーアロマローション
保湿ローション
モデル・石井あみさん
(他多数)
ヴァレダ(その他使用者多数) 純正植物系オイル
Cさん ジョンソンエンドジョンソン
ベビーオイル
ミネラルオイル
(鉱物油)
Dさん ビオレ ボディミルク
ラッシュ ボディクリーム
保湿乳液
保湿ボディクリーム
Eさん ハトムギ化粧水
ジル・スチュアート ボディクリーム
化粧水
保湿ボディクリーム
Fさん コストコ セタフィルローション 保湿ローション
Gさん ニベア  マショマロボディムース 保湿乳液
Hさん ニベア  ボディクリーム 保湿ボディクリーム
Iさん ローラメルシエ アンダーバニラ 保湿ボディクリーム
Jさん ロイーシェ オイルボディクリーム マッサージクリーム

ユーザーさま

「あ~確かに!youtuberさんはニベアとか何でも良いって言ってくれてるw」

https://www.nivea.co.jp/products/marshmallow-49013013346710052.html

「はい、動画の意図は管理人もわかります。」

megumi

”マッサージできればオイルでもジェルでもクリームでもOK、お金かけなくて良い!”

しかし、上記のリストに登場したもので、マッサージに適してるのは太字部分のみです。

まず、管理人が問題としてますのは、用途の違いです。

ニベアや、ビオレ、その他価格帯の高いものまで全て「マッサージ用」じゃありません。 

使い方をチェック

では、メーカー公式サイトの「使い方」を今一度見てみましょう。

○ローラメルシエ アンダーバニラ

https://www.lauramercierjapan.com/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%8B%E3%83%A9-12604467.html?cgid=cat550001

  • 使い方;
    適量を手に取り、マッサージするようにのばします。 

〇ジル・スチュアート ボディミルク

https://www.jillstuart-floranotisjillstuart.com/site/jillstuart/g/gSJDZ/

  • 使い方;
    適量を手に取り、ボディに馴染ませます。

〇ラッシュ ボディクリーム

https://jn.lush.com/products/lotions/dream-cream

  • 使い方;
    マッサージするように馴染ませてください。

どのメーカーさんも、「マッサージ用クリームです」とは一言も書いてません。

ユーザーさま

「滑れば何でも良いからじゃないの?」
「いいえ、

その理由を次項で説明します。」

megumi

安価なオイル・ジェルは逆効果・肌の老化・乾燥を招く

これまで、マッサージジェルとオイルの特性について述べさせていただきました。

もう1つ、オイルの場合はジェルにない、明らかな違いがあるのです。

それはオイルは直接経皮吸収しやすい、成分が皮膚内、血管内に入りやすいのです。

ユーチューバーさんの脚痩せ動画でかなりの割合の方が、以下オイルを使用されてました。

ユーザーさま

「え?私も使ってる!

赤ちゃんの肌にも使える=肌に優しいんじゃないの?」

「では、ベビーオイルの成分を見てみましょう。」

megumi

  • ミネラルオイル
  • 酢酸トコフェロール(酸化防止剤)

そこで、前述で管理人がオイルについて「保存期限」のことお話しました。

1つは、安価なオイルに含まれる「酸化防止剤」に問題があるのです。

しかし、化粧品関係の場合はほとんど使われてるため、気にしているとキリはありません。

前述の通り、

経皮吸収しやすい油に防止剤が含まれる=石油成分ごと血管吸収しやすくなる

のです。

日本人はミネラルオイルの解釈を勘違いしている

ベビーオイルの問題点は、主原料である「ミネラルオイル」の名称です。

ミネラルオイルって、すごい天然オイルのようなイメージですが、

「ミネラルオイル=鉱物油(石油)

ってことなのです。

ユーザーさま

「え~!

そんな危険なのに赤ちゃんになぜ良いの?」

「ミネラルオイルは単なる英語表現です。」

megumi

ミネラルオイル=他の成分が何も入ってないシンプルな油です

という商品です。

赤ちゃんへシンプルな保湿ができます

という意味です。

ユーザーさま

「それって、詐欺では?」
「いや、まあ嘘ついてる訳ではありませんからね。」

megumi

油は保湿効果に優れており、水分を逃さないのは事実です。

ベビーオイルはアメリカが発祥であり、管理人が小さい頃から日本で販売されてるほど歴史が長いです。

本来、こんな解釈は現代では通用しないんですよ。

冷静に考えれば、皆様の大切なお子さんの肌を石油で保湿するってことになります。

ただ、お子さんだけでなく、大人の女性にも実害にあった方は多数に上ります。

アレルギー反応の方続出

ベビーオイル使用者の中で、アレルギー反応が出た方の口コミはかなりの数に上ります。

アットコスメのベビーオイルの口コミでは、次のような方々が見受けられました。

https://www.cosme.net/product/product_id/2096/review/506682290

https://www.cosme.net/product/product_id/2096/review/508493837

ユーザーさま

「え?肌荒れ?

なんで?」

「何らかの理由でこの方に発生したアレルギー反応ですね。」

megumi

これは、次のような場面でマッサージを行った場合によく見受けられる症状です。

  • 強擦マッサージによる点状内出血
  • 上記に加え、鉱物油の免疫力ダウンによる反応

そもそも素人の方が、やみくもに老廃物が詰まった脚を強めにマッサージすることは非常に危険な行為です。

ここに鉱物油の刺激も加わりますので、お肌に元々備わっている免疫力が下がります。

前述のように、ユーチューバーさんの動画では「強く圧をかける」内容が散見されます。

ただでさえ、ベビーオイルで免疫を下げ、さらに強くマッサージで圧をかけるって…。

ユーザーさま

「とんでもないかも!」
「そうですよね(笑)」

megumi

ユーザーさま

「じゃ、なんでユーチューバーさんの彼女たちは何も反応が出ないの?」
「動画のマッサージを彼女たちが本当に毎日やってるかはわかりませんよね。」

megumi

あれ以外にも、ケアのために色々やっておらるかもしれません。

いずれにしても、動画上のことは真実である確証は取れません。

当サイトでは繰り返しお伝えしてますが、ユーチューバーさんの美容動画内容は慎重に視聴しましょう。

べたべたするの嫌い!その真実の理由

youtuberさんも含め、お若い世代の方に、

「べたべたするのが嫌い」

オイル、ジェルを選ぶ際、このようにおっしゃる方は少なくありません。

ユーザーさま

「うんうん!

私もべたべた嫌い!」

「ところが、それって、

べたべたしてるんじゃない

んですよ。」

megumi

実は、そのべたべたこそが乾燥してる」証拠なのです。

ユーザーさま

「え?べたべたしてるのに、乾燥じゃない!」
「これは

「インナードライ」

と呼びます。」

megumi

インナードライとは、

肌の表面はテカテカ、でも中は乾燥

してる状態です。

https://www.purenoble.com/column/tips/innerdry.htm

近頃、ネットの美容情報サイトなどで「大人女性のベビーオイルケア」の特集などを頻繁に目にします。

しかし、これもプロの管理人から言わせれば、とんでもない知識企画です。

鉱物油の継続的な使用で肌の水分・油分が奪われる

ベビーオイルで反応が出ない乳幼児は、生活活動量・食生活の消化活動量が最小限だからなのです。

俗に「赤ちゃんは泣くのが仕事!」と言われるほど、固形物も摂らなければ、歩きません。

でも、大人の女性はそういう訳にはいきません。

食生活の他に、紫外線、ストレス、様々な外的な影響をうけます。

人間の体は、これらの外的要因に必死で抵抗しようと機能します。

要するに、大人の女性がミネラルオイル(鉱物油+酸化防止剤)を使い続けると、肌の本来もつ皮脂、水分が奪われるということになります。

そもそも現代20代女性で、本当のオイリー肌な方はごく少数というデータも出ています。

つまり、表面上がべたべたしている時ほど、「乾燥してる」と逆に警戒する習慣をつけてください。

自宅ケア用のマッサージにはジェルが一番おすすめ

megumi

★今回のまとめです★

今回は、マッサージジェル・クリーム・オイルの特性・効果の違い、使用の注意点についてお話させて頂きました。

まとめますと、マッサージに使用する溶剤としては、ジェル・クリーム・オイルの3タイプがあります。

皆様がご自宅用に使用されるなら、ジェルタイプが最もおすすめです。

その理由は以下となります。

  • 有効成分を配合させやすく・浸透もしやすい
  • 手技技術のない方にも簡単に効果が出やすい
  • 油分と水分のバランスを保ちやすい

ただし、最近はクリームも同様の条件を満たしているものもあります。

詳しくは「おすすめ商品編」の記事でご紹介いたします。

マッサージ剤、全てに共通する用途は次のようになります。

  • 摩擦の軽減(滑りを良くする)
  • リンパに効率良くアプローチ
  • 保湿効果
  • 体外排出促進効果
  • リラクゼーション効果

上記の中で、「マッサージジェル」に特筆した特徴は「有効成分」が浸透させやすい点です。

ジェルのみに特筆した効果は以下3点です。

  • 脂肪燃焼促進効果
  • 血行促進・温め効果(ホットジェルの場合)
  • 引き締め効果(ファーミング・セルライト除去など)

この3つは、私共エステサロンのプロの間でも、個々のサロン事情で使い分けているほどです。

サロンによってジェル、マッサージ、クリームの使い分けをする理由は次の要素が絡みます。

①手技・マシンなどメニューで分ける

②スタッフの技術力で使い分ける

③原価率・保存期限

④ふき取りのしやすさ・使用感(テクスチャー)

業務用でもオイルの方が、より満足度の高い結果を提供することが難しいのです。

つまり、技術者で効果に差が出にくいのがマッサージジェルの方なのです。

一方、近頃ユーチューバーの方が動画で使用されている安価なマッサージ剤には注意が必要です。

特にベビーオイルなどに含まれる成分は、マッサージオイルには適していません。

ミネラルオイル、酸化防止剤などは、インナードライを引き起こす可能性があり逆効果のおそれがあるからです。

オイルは直接経皮吸収しやすい、成分が皮膚内、血管内に入りやすいのです。

特に強圧を加える際のマッサージ剤は十分注意する必要があります。

上記各々の理由から、皆様がご自宅ケアのために選ばれるマッサージ剤は、ジェル状のものがおすすめです。

今回お話した間違った使い方に十分注意し、ケアは1日1日の積み重ねで継続していくことですので、価格だけを考えず、同じ行うなら効果の高いマッサージ剤を吟味しましょう。

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