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ダイエットにカロリーは関係ない!制限・計算をやめるべき理由をサロンオーナーが解説

 公開 2019年12月10日
☆更新 2020年6月1日

ダイエットのためにアプリを使ってカロリー計算ばかりしていませんか?

だとすれば、今すぐ止めてください。

なぜなら、ダイエットにカロリーは関係ないからです。

本当に成功するダイエットに必要なことは、カロリー計算でなく、食事を楽しむことなのです。

今回は元サロンオーナーの管理人が、ダイエットでカロリー制限・計算ををやめるべき理由を徹底解説いたします。

この記事を書いた人
megumi

元総合エステサロンオーナーの経歴を持ち、ダイエット部門では延べ3000人を応対。 糖質制限ダイエットでリバウンドした経験を持つ当サイト管理人。

ダイエットにカロリーは関係ない理由

ダイエットにカロリーが関係ない理由は次の3つです。

食品ごとの消化吸収率が異なる

もそも食べ物のカロリーとは、その数値通り全てが体内に吸収されるわけではありません。

一般的には、お肉などの動物性たんぱく質が消化吸収率が高く、穀類は低いとされます。

分かりやすく言えば、次の図式です。

  • 肉  100kcal
    →ほぼそのままエネルギー源になる
  • ご飯 100kcal
    →全てがエネルギーにならない

(※この仕組みの詳細はこちらをご覧ください。)

ダイエットで便秘になる理由

例えば、ご飯には僅かながら食物繊維が含まれています。

食物繊維が便秘に良いとされるのは、糞便となって排出されやすいからです。

「え?じゃあご飯って食べても太らないの?」

カロリーダイエットの理論に基けばそうなります。

ただし、人間には1日の必要最低エネルギー量というのがあります。(=基礎代謝)

要は、お肉100kcal分が体内エネルギーとして代謝できれば脂肪に変わることはありません。

むしろ、お肉は即効性でエネルギーに変わりますので、基礎代謝が低い方には有効なのです。

逆に基礎代謝の低い方がカロリー制限を行えば、エネルギー源が不足しがちになります。

これは個人や人種によって個々の食品に対する代謝・消化吸収力も異なります。

つまり、これが表面上のカロリー数値だけでは判断できないと言われる所以なのです。

カロリー制限の減量効果は一時的

2番目に、カロリー制限で減らした体重・体脂肪は一時的なものになりやすいです。

簡単に言ってしまえば、試合前のボクサーのように短期間で体を絞っているのと変わりません。

「え?消費カロリー<摂取カロリーを守ってればキープできるんじゃないの?」

確かに原則はその通りですが、現実的にはかなり困難です。

例えば、次の条件の方がダイエットを行う場合、カロリー計算サイトを使うと1日の摂取カロリーは以下の判定が出ます。

・30代女性・身長160cm・体重55kg・デスクワーク中心

https://club.panasonic.jp/diet/calorie_control/advice/30w/lv1/index.html

ご覧の通り、1日に1200kcal以内にメニュー抑えなければならないのです。

1200kcalとは、お友達とちょっとイタリアンランチを食べただけでも1回で到達します。↓

https://www.asken.jp/calculate/meal/941

「普段は太らないようにカロリー抑えて、たまに好きな物を食べれば問題ないのでは?」

カロリー制限されている方のほとんどはこのようにおっしゃいます。

しかし、ほとんどは「たまに」で終わりません。

そして、カロリー制限を行った後は脂肪を溜め込みやすくなっているため、前より太りやすくなります。

数字管理のストレスで逆効果に

カロリー・糖質の数字を気にするダイエットはストレスを増大させる元になります。

当サイト内では繰り返しお伝えしておりますが、ストレスを抱えた状態では痩せられません。
(※ストレスとダイエットの関係はこちらをご覧ください。)

ストレスで太る?メカニズム・ダイエット対処方法をサロンオーナーが解説

人間の脳と食欲は密接な関係にあります。

図のように、強いストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンが過剰に分泌されます。

すると、脳が「飢餓である」と反応し、体が脂肪を溜め込むとするのです。

そもそも食べたいという願望を抑制していることそのものに無理があります。

食は人間の生命維持において欠かせない3大欲求のひとつです。

3大欲求の1つである食を抑えると、その反動で過食に繋がっても何ら不思議ではないのです。

ダイエットアプリ依存症が増加している

今、若年層を中心に最もポピュラーなダイエット方法が、アプリを利用したレコーディングダイエットです。

ただ、近頃ではこのアプリを使った「カロリー計算依存症」の方が増加しています。

質問者さま

Q.アプリの指示通りでなぜ痩せない?

66kgになった20代女性です。

あすけんアプリで記録ダイエットをしています。

1日のカロリーを1600〜1700kcal/日に制限しています。
(あすけんでは1900を推奨)

カロリー調整のため、夜はほぼ主食を抜いてます。

1ヶ月目は目標通り2kg減に成功しました。

しかし、それから行ったり来たりで減りません。

アプリ通りにウォーキングもしてるのになぜでしょうか。

A.アプリはあくまでツールに過ぎないからです。

megumi

この質問者様のような方は最近急激に増加しています。

そもそも冷静にお考え頂きたいのですが、アプリはただのシステムにすぎません。

栄養士さんが監修しているとはいえ、あくまでデータベースに沿ってシステムが動いています。

皆様のお体は個々に代謝・消化機能も異なれば、女性はホルモンバランスも関連します。

何よりもアプリで判定不可能なのが、前述の「ストレス度」なのです。

お仕事でストレスを受けることもあれば、個人それぞれで程度も異なります。

同じカロリーを同じだけ摂取していても、すぐに減量する方もいればそうでない方もいます。

結論としては、アプリに依存しすぎず、自分に合ったダイエット方法を実行することなのです。

数字より栄養素のバランスを重視するべき

ダイエットを成功させる上で肝心なことは、数字より栄養素のバランスを重視するべきです。

例えば、以下は人気アプリ「あすけん」で、700kcal程度のメニューを比較したものです。↓

・カレーライス 724kcal

https://www.asken.jp/calculate/meal/5598?cat_id=2529

・とんかつ定食(やよい軒)766kcal

https://www.asken.jp/calculate/meal/74795?cat_id=268

この2つはいずれもダイエットではNGですが、食べ物には多少なりとも栄養素があります。

ご覧のように、同じカロリーでもトンカツの方は「ビタミンB1」の栄養素が飛び抜けています。

ビタミンの中でも、ビタミン B 1は次のような働きがあります。

  • ビタミンB1
  • 糖質の代謝を助ける
  • 疲労感回復
  • 肌・毛髪の調子アップ
  • 脳の活性化

なによりも、ビタミンB1は「糖質の代謝を助ける」役割があります。

「ってことは太らないの?」

その通り!太りにくいってことです。

さらにビタミンB1は過剰摂取しても体に支障がありません。

摂れば摂るほど体の効率の良いエネルギー源になってくれます。

一方、カレーライスの栄養素で目立つのは「飽和脂肪酸」です。

飽和脂肪酸は過剰摂取で悪玉コレステロールが増加するため注意が必要になる要素です。

また、日本で広く親しまれているカレールウは、食品添加物が満載に含まれています。

食品添加物はダイエットに最も支障をきたす要素として、当サイトでは警鐘を鳴らしています。

つまり、一見高カロリーで太りそうなメニューでも、栄養素をよく吟味する必要があるのです。

カロリーオフ商品はダイエットにならない

巷では、カロリーオフと名称がつくダイエット食品があふれています。

当サイトでは、これらの商品のダイエット効果を真っ向から否定します。

なぜなら、カロリーオフ商品は全くダイエットにならないからです。

「え?じゃあカロリーオフは嘘ってこと?」

それ自体は嘘ではありません。

カロリーオフ商品は、カロリーそのものを落とすために人工的な手を加えているからです。

例えば、以下はヘルシー食品の代名詞である豆乳です。↓

カロリーは抑えてますが、カロリーオフ商品に含まれる食品添加物・人工甘味料が太る要素となるのです。

では、このカロリーオフ豆乳商品の原材料を見てみましょう。↓

この「/」マークの後の成分が「食品添加物」の表記です。

  • 乳酸カルシウム
  • 香料
  • 甘味料(アセスルファムカリウム・スクラロース)

食品添加物の摂取は、次のようなデメリットがあります。

  • 消化されずに貯蔵されやすい
  • 他の栄養吸収を阻害する
  • 腸内環境を悪化させる

結果、これらの商品は摂取しても体の中の栄養素として使われにくいのです。

栄養素になりにくい・阻害する=代謝も上がらないことになります。
(※この点についてはこちらをご覧ください。)

原因は糖質と食品添加物

トランス脂肪酸に注意!

管理人も豆乳は大好きですが、ダイエットで飲むならこちらをおすすめします。↓

表面上のカロリーの数字だけにとらわれず、本当に栄養のあるものだけを体に入れるようにしましょう。

食事を楽しむことが痩せ体質を作る

好きなものを楽しんで食べることは、結果として太りにくい体質を作ることになります。

それは、食事を楽しむことで脳ストレスが緩和されるからです。

カロリー数字にとらわれたダイエットの度が過ぎると、次のような状態を引き起こします。↓

質問者さま

Q.食べるのが怖い!

ダイエットをしてると体重が増えことが恐怖になりました。

カロリーを気になり、食べ物を口にするのが怖いです。

どうすればこの考えから抜け出せますか??

A.今日からカロリーを忘れて食を楽しむことです。

megumi

これは一種の摂食障害に近い状態です。

冷静になっていただければわかりますが、数字を気にしながらの食事が楽しいわけがありません。

仮に、数字管理で一時的に体重が減ったとしても、それは健康を手にいれた訳ではありません。

一般的に、人間の三大欲求は、「食欲」「睡眠欲」「性欲」とされています。

中でも「食欲」は人間の生命維持において欠かせない重要な要素です。

人間は食べることで栄養を補充し、日々のライフスタイルに潤い・ハリが出るのです。

だからといって、甘いもの・ファーストフードなどの過食を意味しているわけではありません。

朝食~夕食の日々の食事時間にしっかり栄養を摂り、楽しむことが結果として痩せ体質をつくるのです。

世界健康上位国の南欧に習おう

食事とストレス緩和が健康と痩せる体を作ることの興味深いエビデンスがあります。

以下は、ブルームバーグ誌で最新の「世界で最も健康な国トップ10」のデータです。↓

https://www.businessinsider.jp/post-186017

www.msn.com/…/世界健康な国ランキング

日本が4位の理由

このランキングでは日本が4位に入っていますよね。

管理人も一瞬「和食がヘルシーだから?」と頭をよぎりました。

ただ、現代日本人がそこまで純粋な和食を積極的に食べてるとは思えません。

おそらく、これはランキング選定基準の以下要素が強いためであると予想します。

  • 国の衛生設備
  • 水の質
  • 環境基準

事実、日本の衛生設備・水道設備は世界トップクラスです。

ただし、これは実際の食生活・生活習慣とはほぼ関わりがないことになります。

地中海料理はダイエットに最適

スペイン・イタリアの地中海沿岸の料理はダイエットに最適です。

管理人は20代の頃、仕事で欧州各地を何度も訪れていましたがこのランキングに納得です。

実際に、スペインやイタリアの街中を歩いていても、太っている人をほぼ見かけません。

スペイン・イタリ・ア料理には、ダイエット有効な次の要素があります。

・良質な脂質・オリーブオイルを使う

・トマトを始めとする野菜をふんだんに使う

・料理に砂糖を一切使わない

・全粒粉のパン・パスタはGI値が高い

・地中海の旬の魚介類を使う

・添加物がほぼない

・にんにく・香辛料・発酵食品も多い

・食後にエスプレッソを飲んで消化促進

・ポリフェノール・ワインの摂取頻度が多い

この点は、医学会・識者の間でも地中海式食事法の ダイエット効果が認められています。↓

(引用;https://agri.mynavi.jp/2018_03_16_22135/#toc-1

カロリーの数値で言えば、スペイン・イタリア料理は非常に高カロリーです。

この観点から考えると「カロリーが重要ではない」エビデンスとなります。

食以外のライフスタイルもポイント

スペイン・イタリアが健康大国である理由は食だけではありません。

彼らのライフスタイルにも秘密があります。

・食事時間が長く・会話を楽しんでいる

・とにかくよく睡眠を摂る

・恋(性欲)も楽しむ

・ラテン文化でストレスが少ない

イタリアやスペインのレストランで、店員さんが料理を持ってきてくれると次のように声をかけてくれます。

「Buon appetitoボナ・ペティート!」(召し上がれ!)英語では「Enjoy!エンジョイ」です。

直訳すると「良い+食欲」です。

要するに、食事を楽しんでください~♪って意味です。

日本にこの習慣はありませんが、管理人は非常に良い習慣だと考えます。

友人や家族と会話をしながらゆっくりと楽しむこともストレス緩和になるからです。

次に、彼らは食事時間が長く、早食いはしません。

これも痩せる要素です。
(※この点についてはこちらをご覧ください。)

③咀嚼方&満腹度チェック

一方、睡眠もよく摂っており、あまり夜更かしをしません。
(※夜遅く開いているお店が少ないため)

何よりも、ラテン文化はストレスが溜まりません。

あの適当ぶりは日本人にはあり得ないことも多いですが、健康の観点からすると優秀です。

イライラも少なく、自分の毎日の生活・ライフスタイルを最大限に楽しもうとしているからです。

いくら毎日の仕事頑張って貯金を頑張っても、健康を害しては楽しめません。

もちろん、日本とは文化が違いますので全てが同じという訳にはいきません。

ただ、ダイエット・健康の観点から考えれば、日本人も良い点は見習うべきかもしれません。

カロリー制限・計算は卒業!ダイエットこそ食事を楽しもう

megumi

★今回のまとめです★

今回は、ダイエットでカロリー制限・計算ををやめるべき理由を詳しくお話しさせていただきました。

まとめますと、 ダイエットにカロリーが関係ない理由は次の3つです。

特に近頃では数字管理によるストレスは、ダイエットアプリの普及で依存する方が増加しています。

カロリーの数字とはあくまで一つの目安です。

数字上は低いカロリーオフ食品も、食品添加物・人口甘味料の使用により実は痩せる要素になりません。

肝心なことは、個々の食品に含まれる栄養素を重視して毎日の食生活を改善するべきなのです。

そして、忘れてはならないのが、なにより日々の食事を楽しむことです。

食は人間の三大欲求のひとつであり、その一つをカロリー計算で厳密に管理していては楽しめません。

結果として、その楽しみがストレスを緩和し、痩せやすい体質に導いてくれるのです。

当サイトでは、皆様の毎日のライフスタイルを豊かにするダイエット方法をご提案しています。

ぜひ、これらの方法をよくご覧いただき、栄養をしっかり摂り、ダイエットそのものも楽しみまょう。

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