公開 2019年8月20日
☆更新 2020年5月31日
痩身エステサロンがたくさんあり過ぎてどのサロンを選べば良いのかわからない方は非常に多いです。
せっかく高いお金を払って通うのに、全く痩せなかったら….なんて後悔したくないですよね。
良い痩身エステを選ぶポイントは総合的にバランスが取れているサロンを選ぶことです。
今回は元痩身エステサロンオーナーの管理人が「後悔しない痩身エステの選び方」をプロならではの経験と視点から徹底解説いたします。
この記事を読めば、貴女も必ず良質な痩身エステを選ぶコツが身につきますよ。
目次
後悔しない痩身エステの選び方
後悔しない痩身エステサロンを選ぶには、主に次の4つの品質を押さえておくことです。
- 痩身効果
- 料金のコスパ
- スタッフの質
- お客様ファーストのサロン
では、これらのどういった点をチェックするべきなのか、具体的に次の項より解説していきましょう。
痩身効果
費用をかけて痩身エステに通う以上、痩身効果の実感が最重要項目であることは言うまでもありません。
しかし、こればかりは、どのサロンも自社のサービス内容が一番優れていると考えていますから、ここはサロンを選ぶ側の皆様が冷静な判断基準を持っておく必要があります。
痩身理論
痩身エステで正しく効果を実感するには、そのサロンがどういった痩身理論に基づいてお客様のダイエットを成功に導こうとしているかが肝心です。
なぜなら、痩身エステは、サロンにトリートメントに通うだけでなく、次の①~③の要素が全て組み合わさって始めて効果の実感が得られるからです。
①サロントリートメント
②正しい体外排出
③食事・生活習慣の改善
これら3点のうち、②正しい体外排出、 ③食事・生活習慣についてはサロンから適切な指示を受け、皆様ご自身が普段の生活の中で気を付けなければなりません。
つまり、そのサロンの理論が適切かどうかを判断することが皆様のダイエット成功の明暗を分けることになるのです。
では、痩身エステサロンの痩身理論が適切かどうかを判断する基準を次にまとめております。
理論は効果維持に不可欠 どんなダイエット方法でも必須
痩身理論の判断基準
サロンの痩身理論が適切かどうかの判断基準は、次のような点を参考にしてみてください。
- 痩身分野の実績・累計顧客数
- ダイエット専門研究機関の監修
- 医師・管理栄養士などの監修
結論から言えば、その痩身理論がきちんとしたプロフェッショナル集団が構築したものかどうかです。
まずは、難しい理論よりも、「痩せさせた」という実績に数字より勝るものはありませんので、サロンの痩身分野の実績、累計顧客数を確認することです。
次に信頼できる研究機関の監修、医師・管理栄養士が監修を行っているサロンです。
おおよそこれらの点だけ抑えておくことで、そのサロンのダイエット理論が著しく間違った結果に繋がる確率は極めて低いと考えていいでしょう。
技術力
良い痩身エステを見極めるにあたっては、トリートメントの技術力も必須項目です。
通常、痩身エステサロンとは、オールハンドのサロンでなければ、機械と手技(マッサージ)の2通りの方法を使います。
機械のあて方の技術によっても効果の差は出ますが、圧倒的に差が出やすいのは人間の手を使う手技の方です。
反対に言えば、そのサロンのコース内容が痩身機械をメインとした内容であれば、技術力の差によってバラツキが出た…と後悔する確率が低いことになります。
それでも痩身エステメニューにおいて、人間の手を使う手技は、依然としてサロンで人気が高いメニューです。
では、手技の技術力を見極める基準についてですが、手技は皆様の体感によるものがウェイトを占めるため、明確な基準を示すことが難しい分野です。
無難な判断方法としては、とにかく最初から1社と決めこまず、数社にわたって体験コースを受けてみた上でよく比較していただくことです。
また、あくまでこれは管理人の経験に基づいた確率論で申し上げますが(全ての人ではありませんが)、施術者が30代以上のベテランの方はそれまでのキャリアの長さと比例して、手技の技術も高い傾向にあります。
施術工程
機械をあてるだけである程度確実な痩身効果が期待できるなら、単純に機械を安くあててくれるところを探した方が堅いのでは?という発想に行きつきそうですよね。
しかし、これは必ずしもそうではないんです。
なぜなら、施術に使用する機械は同じものでも、「施術工程」で効果に差が出てくることがあるからです。
それほど施術工程は痩身エステで効果を実感する上で欠かせない重要項目となります。
一般的に、痩身エステで正しく効果を実感するには、次の4つの工程で施術を受けることが理想です。
(※この工程の詳しい仕組みはこちらをご覧ください。)
↓
痩身エステで痩せる4つの工程
- あたため
↓ - ほぐすor溶かす
↓ - 体外排出
↓ - 引き締め
つまり、皆様がご検討されているコース内容が、これらの工程を全て満たすものであれば、その機械による痩身効果はある程度正しく実感できる可能性が高いと考えて良いでしょう。
料金のコスパ
痩身エステサロンの料金はなるべく安いに越したことはありませんが、肝心なのは表面上の料金の安さだけで判断せず、そのコース内容・コスパを総合的に判断することです。
なぜなら、痩身エステに通う最終目的は「痩せること」ですから、この最終目的が達成できなければ、安くコースを契約できてもその支払った金額に1円の価値も無いからです。
例えば、皆様が次のサロンA、Bで人気No.1痩身機のキャビテーションを使った2つのコースを検討されているとしましょう。
サロンA 1回¥16,000 |
サロンB 1回¥8,000 |
|
---|---|---|
コース内容 | 5工程
ヒートマット |
2工程
キャビテーション |
この2つのコースを比較しますと、サロンBのコース単価1回¥8,000の方が安いと感じやすい傾向にあります。
しかし、それぞれの施術工程をよく見てみますと、サロンAの方が単価は倍ですが、コース内容は5工程も含まれています。
そのため、サロンBのコースは、サロンAにない工程により得られる効果を他で補わなくてはサロンAと同等の価値のコースにはならないのです。
つまり、痩身エステの契約で後悔しないためには、コース内容全体のコスパをよく慎重に吟味して検討することです。
スタッフの質
痩身エステで施術やカウンセリングで皆様の対応にあたるのは、他ならぬサロンスタッフです。
つまり、痩身エステを利用して皆様のダイエットを成功に導いてもらえるのかどうかは、最終的にスタッフの質次第と言っても過言ではありません。
スタッフの質を判断するには技術も重要ですが、それと同等なほど大きなウェイトを占めるのが知識と人柄です。
知識
前述しましたように、痩身エステのコースは、サロンのトリートメントだけではダイエットを成功させることはできません。
そのために不可欠なのは、ダイエット・プロフェッショナル知識です。
さらには、そのダイエット・プロフェッショナル知識をお客様に分かりやすく「伝える能力」もスタッフの質に含まれます。
では、その「伝える能力」とは、どのようなことなのか具体例をあげて次に検証してみます。
知識以上に重要なスタッフの伝え方
以下は、先日、管理人があるサロンの体験コースに行った際、サロンスタッフが明らかに細身である美脚コースで通っているお客様に実際に行っていた食事指導の場面です。
サロンさま
「今朝の朝食はパンですか?
ご飯に変えられませんか?」
お客さま
サロンさま
「そうですか…。
パンはセルライトを増やす原因になりますからね…
できる範囲で変えていきましょうね。」
ちなみに、このお客様はこの後苦笑いをし、なんだか納得のいかない様子でした。
おそらくこれからも、このお客様の朝食がパンからご飯に変わる可能性は極めて低いでしょう。
しかし、このやり取りだけを見てますと、このサロンのスタッフさんが行ったことは別に間違った指導をお客様にしたわけではありません。
問題は、言われた方のお客様にとってなぜ平均体重を下回っている自分が朝食にパンを食べてはいけないのかの理由が全くご理解いただけてないからなのです。
つまり、そのサロンの痩身理論が正しくても、お客様にそれを実行頂くべき理由が明確に伝わらなければ、結果に繋がらないのです。
このように、痩身エステサロンの理論において肝心なことは、それをお客様に正しく実行いただくためのスタッフの「伝える能力」なのです。
人柄
痩身エステサロンとは、料金の価格帯も高額で、かつ人のお体に触るという特性を併せもつサービス業である以上、スタッフの人柄・人物の質とは切り話して考えることはできません。
なぜなら、人間とは、信頼のおけなそうな人、印象の悪い人に高額のお金を支払って、体を触ってもらおうという発想に至る人は多くないからです。
管理人の見解としては、痩身エステの使命はお客様をきちんと痩せさせることですから、単に人当たりが良いスタッフよりも、時には厳しくてもダイエットの結果をお客様にきちんと提供できることに尽力してくれる方が人柄として重要だと考えております。
また、そのお客様との相性もありますので、まず体験コースなどで皆様がそのサロンスタッフと接してみた上で判断してみましょう。
お客様ファーストのサロン
後悔しない痩身エステを選ぶ上で主要要素の4つ目は「お客様ファーストのサロン」であるかどうかです。
ここで言う「お客様ファーストのサロン」とは、自社の利益を優先するのではなく、利用する側のお客様側の立場の方を優先してくれるサロンのことです。
もちろんサロンもビジネスですから、運営している以上コース金額に適正利益を取るのは当然のことですが、肝心なのはその適正利益をどのような方法で回収するかです。
理想としては、お客様にも100%ご納得いただき、サロン側もきちんとした適正利益を得ることがウインウインの図式となりますが、残念ながら全てのサロンがこのような考えに基づいている訳ではありません。
では、痩身エステにおける「お客様ファーストのサロン」の見分け方を次にまとめております。
体験料が安い
初回体験料が平均相場より安くしているサロンはお客様ファーストのサロンです。
体験料が安い=勧誘しようとしてるサロンというイメージをお持ちだった方も少なくないのではないでしょうか。
ところが、皆様がご想像されているほどサロンも強引な勧誘はできなくなっています。
なぜなら、近頃では勧誘に対する法規制も厳しく、エステティックのような役務契約については、消費者の皆様の方が圧倒的に立場が強くなっているからです。
そのため、1回の体験料を安くすることそのものは、サロンにとって赤字であることは間違いありません。
しかし、お客様側からしますと、どんな内容のサービスが受けられるのかもよくわからない状態で、初回からいきなり高額の体験料金を払うとなれば行くのを躊躇してしまいます。
つまり、体験料金を安くしているサロンは、赤字でもなるべく多くの皆様に自社のコースを知ってほしいというお客様ファーストの考えに基づいているのです。
勧誘目的では無い
少ないお試し回数コースがある
5~6回などの少ないお試し回数コースを用意しているサロンは、完全にお客様ファーストのサロンです。
なぜなら、少回数のお試しコースは、サロン側にとって大きな金額が動かない割には非常にフォローに手間がかかってしまうことで利益にならず、積極的にやりたいプランではないからです。
そのため、実際に大手サロンでも、あえて少回数のお試しコースを作っていないところも少なくありません。
つまり、少ないお試し回数コースの設定のあるサロンは、お客様側の立場を考えているサロンのため、後々後悔する確率も低いサロンということになるのです。
良い痩身エステを選ぶコツは4つの総合バランス
megumi
今回は「後悔しない痩身エステの選び方」をプロならではの経験、視点を踏まえ詳しくお話しさせていただきました。
まとめますと、良い痩身エステサロンを選ぶコツは、次の4つそれぞれの品質が高いかどうかを見極めることです。
- 痩身効果
- 料金のコスパ
- スタッフの質
- お客様ファーストのサロン
痩身エステサロンとは、サロンとお客様が一丸となって「ダイエットの成功」という難題をクリアしていくことこそが最終目的です。
後は皆様が体験コースで実際にサロンの施術を試され、この4つの品質の総合バランスをよく吟味し、後悔のない痩身エステ選びを行ってくださいね。
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